ほくろレーザー治療

ほくろ(母斑)

「子供の頃はなかったのに、またできた」「年とともに大きくなってきた」
「これ、悪いものじゃないか心配」
ほくろは本来皮膚を紫外線から守るメラニン色素をもつ細胞が増殖したものです。どんな人も成長すると、いくつかほくろがありますが、ほくろのことで悩まれている方は多いようです。

治療

形成外科ではほくろの悩みを解決する方法を豊富に持っています。
ひとことにほくろといっても「悪性が少しでも疑われないか」「できている場所はどこか」「大きさは」「盛り上がっていないか」といった様々な条件で治療法を選択する必要があり、それぞれのメリット・デメリットを正確に把握していなければなりません。
また、術後の傷跡への処置で後々の結果が変わってきます。

高周波装置・炭酸ガスレーザーによる治療

この方法は比較的小さなほくろを、見た目に配慮して治療する場合に用いられる方法です。
組織内の水分に反応する高周波装置・炭酸ガスレーザーを用いほくろを蒸散させ削り取ります。周囲の組織へのダメージを少なくすることによって、最小限の傷でほくろを治療することができます。そのため小さいほくろは目立たないきれいな傷になります。手術後、傷がふさがるまでの1週間は軟膏やハイドロコロイドという特殊な絆創膏で覆います。