Bスポット療法

Bスポット療法とは?

Bスポット療法とは、慢性上咽頭炎に対する治療法で、塩化亜鉛をしみこませた綿棒で、咽頭をこすりつける治療法です。「上咽頭擦過療法」とも呼ばれます。

慢性上咽頭炎とは?

上咽頭は、左右の鼻の穴から吸い込んだ空気が合流して気管へと向かう、咽頭へ通じる空気の通り道です。ここに慢性的な炎症が生じている状態を「慢性上咽頭炎」と呼びます。

慢性上咽頭炎の症状は?

慢性上咽頭炎はしつこい鼻詰まりや、鼻水が喉に流れる後鼻漏などの鼻の症状だけでなく、全身のさまざまな不調を引き起こすと言われています。 たとえば、首や肩のこり、長引く咳(慢性咳嗽)や痰、のどの違和感、のどの痛みが見られます。また、上咽頭と隣接する口の中には、歯痛や舌痛が生じることがあります。一見関係がなさそうに見える場所にも不調が生じることがあり、めまいや不眠、思考力や記憶力、集中力の低下などの精神面にも影響を及ぼします。また、女性では月経不順を引き起こすともいわれています。全身の症状として、全身に亘る痛み(全身痛)や全身がだるい、重いと感じる全身倦怠感、なかなか疲れがとれない全身疲労感を伴う慢性疲労症候群とも関連があることが指摘されています。

部位症状
口腔内歯痛・舌痛
肩こり・首こり
のど慢性咳嗽・のど痛・痰・のどの違和感
精神面うつ・思考力、記憶力、集中力の低下
頭部頭痛
全身全身痛・全身倦怠感・慢性疲労症候群
その他めまい・不眠

慢性上咽頭炎の治療としてのBスポット療法

このようにさまざまな不調を引き起こす慢性上咽頭炎の治療がBスポット療法です。 Bスポット療法は1回の治療で症状が改善することがありますが、炎症が起こってからの経過が長い場合には、回数を重ねて治療することが必要になることもあります。 目安としては週に一回程度の治療を10~15回程度続けることをお勧めしています。 また、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症)をお持ちの方は同時にそれらの疾患の治療も行います。