脂肪腫の手術について

日帰り手術

当院では日帰り手術で局所麻酔による脂肪腫の手術を行っています。
悪性の疑いがある場合や巨大すぎて全身麻酔が必要なケースでは高次医療機関をご紹介します。

手術は保険適用

当院では、脂肪腫の検査から、診断、手術、病理検査まですべての治療を健康保険適用で行っていますので、安心してご来院ください。

手術前の診察

皮下にできる腫瘍は種類が豊富ですので、他の腫瘍との鑑別が必要です。
視診、触診で腫瘍の性状を確かめ、必要あれば超音波エコーで診断します。
脂肪腫と診断された場合には摘出手術が必要になりますので、手術内容、術後の注意点などについてご説明します。
わからないことがありましたら、何でも気兼ねなくご質問ください。

手術の流れ

1手術前に切開ラインをデザインし、ペンでマーキングを行います。

2局所麻酔を注射します。

3最小限の切開で手術を行います。

切開の長さは摘出する腫瘍の3分の2程度が目安です。

4丁寧に剥離摘出します。

最小限の切開から脂肪腫を包む薄い膜の層を見つけ、用手剥離(指先で剥がす手技)を交えながら丁寧に剥離摘出します。

5しっかり止血してキズを丁寧に縫い合わせてから手術終了となります。

6看護師から術後の注意点をお伝えた後、院内薬局で抗生剤と痛み止めをお渡しします。

手術後の注意点

通院

手術翌日に来院しキズのチェック、1週間目に来院し抜糸を行い終了です。

入浴

シャワーは翌日から可能です。

運動

運動に関しては運動の内容や傷の場所などによって制限は変わりますので、術後に説明します。

飲酒

アルコールを摂取すると血行が良くなり血腫のリスクが上がります。
手術当日と翌日は飲酒を控えるようにしてください。

術後合併症(手術後に起こりやすいトラブル)

血腫

キズを縫った場所に血液がしみ出て、血のたまりを作ってしまうことです。
血種を起こしやすいと判断した場合は縫合の仕方を工夫し、ドレーンという細いストロー状のチューブを入れることで予防します。

化膿

ごくまれに化膿を起こすことがあるため、抗生剤の予防投与をします。

肥厚性瘢痕・ケロイド

キズの盛り上がりや硬く触れる状態はキズを修復しようとする反応によるもので肉芽組織の増殖によって起こります。通常この反応は3ヶ月を過ぎると落ち着き、半年~1年で平坦で柔らかいキズに変化していきます。
この盛り上がりや硬さが長引く場合があり肥厚性瘢痕やケロイドと呼ばれます。
これには起こりやすい体質(人種・遺伝的要素)や場所(顔であれば口周りや耳、体は胸やお腹の正中部、肩や背中の上部)があります。
ケロイド体質の方や手術直後にその兆候がみられる場合はすぐに教えてください。
内服薬や外用テープを使いながら慎重に診ていきます。

治療後のキズ跡の経過

赤み

キズ跡の赤みの正体はキズに酸素や栄養を運ぶために体が新しい血管(新生血管)を頑張って作っているためです。血液の赤い色素(ヘモグロビン)が透けるため赤く見えています。
通常1~3ヶ月の創傷治癒反応のピークが過ぎれば、徐々に周囲の色と同化していきます。

盛り上がりや硬さ

キズ跡の盛り上がりや硬さの正体はキズを修復しようと体が反応し肉芽組織が増殖している状態です。(キズの増殖期)
通常この反応は3ヵ月を過ぎると徐々に落ち着き、半年~1年で平坦で柔らかくなっていきます。(キズの成熟期)

料金

※下記の金額は全て税別価格となります。

切除手術 保険診療3割負担(病理検査込み)
露出部の2cm未満 8,010円
露出部の2cm以上4㎝未満 14,040円
露出部の4cm以上 16,110円
露出部以外の3cm未満 6,870円
露出部以外の3cm以上6㎝未満 12,720円
露出部以外の6cm以上12㎝未満 15,510円
露出部以外の12cm以上 27,990円

※診察料、検査料(エコー等)、お薬代、テープ代が別途かかります。
※露出部とは半袖半ズボンの格好で露出している部位
顔、首、頭、膝・肘より先(ただし足の裏は非露出部)
非露出部とは隠れている部位

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