包茎手術

包茎について

包茎とは、思春期を過ぎても亀頭が露出していない状態をいいます。
人は皆、新生児のときは包茎ですが、幼児から少年期になるにつれて陰茎が成長し、思春期過ぎには自然に亀頭が露出された状態になっていきます。
ところが、陰茎の成長に対して包皮が長かったり、包皮の出口が小さかったり、亀頭と包皮がくっついている場合は大人になっても亀頭が露出しない包茎となります。
多くの人が「恥ずかしい」「恐い」などという理由で治療に踏み切れずにいます。
しかし包茎手術はそれほど大変なものではなく、手術時間はわずか30分程度でそれほど痛い思いもせず解消することができます。

包茎の種類

日本人の50~70%が包茎であると言われ、お悩みの方も多いと思います。
包茎の種類は仮性包茎・真性包茎・カントン包茎の3種類に分類されます。
早期の手術・治療が必要な症状もありますので、自分がどのタイプなのかを知ることが大切です。

仮性包茎

最も多いタイプです。
平常時には亀頭が隠れているものの、勃起した時に亀頭が露出する状態が仮性包茎です。
風呂に入ったとき、きちんと亀頭を洗って清潔に保っていれば、医学的には大きな問題はありません。
外見上自分のペニスの形に自信がもてない時は手術をお勧めします。

真性包茎

通常時・勃起時を問わず全く亀頭が露出しないタイプが真性包茎です。
包皮の先端が狭い、亀頭と包皮がくっついている(癒着)といった原因で起こります。
このままの状態だと、亀頭と包皮の間を清潔にすることができず、様々な病気の温床になります。

陥頓(かんとん)包茎

無理をすると包皮をむくことができるものの締め付け感がある方や、亀頭を露出する際に包皮に痛みのある方がいます。
この締め付け感は「絞扼(こうやく)」と言われるもので、絞扼が強い方は、包皮をむいた状態にしておくと包皮が戻らなくなり、血液障害を起こし亀頭や包皮先端が腫れてしまうことがあります。
このような状態を陥頓(かんとん)包茎と言い、緊急での治療が必要です。
絞扼が弱い方でも性交時に包皮に痛みが出現し、そのままにしておくと絞扼が徐々に強くなって重症化することもあります。

包茎の手術方法

包茎の問題は男性にとって、とても大切なことです。
当院の包茎手術では勃起、射精、そして性感など機能的な点を重要視します。
包皮の過剰な切除で勃起時突っ張りが起こらないよう適切な切除を行います。そして性感帯である包皮小体(裏筋)をしっかり残すようデザインします。
最後に形成外科的な手技を用いて、キズ跡が目立たない自然な仕上がりになるよう縫合を行います。
当院では亀頭直下切除法と陰茎根部切除法の2種類の手術を行っております。

亀頭直下切除法による手術の流れ

亀頭直下切除法は亀頭のすぐ下(冠状溝)にキズが隠れるため自然な仕上がりとなり、他人に見られても包茎手術を受けたことがわかりません。
現在の包茎手術の基本となる手術方法です。

1.切開部にペンで印をつけて皮膚の切除部位をデザイン

根本側の切開線は、亀頭に包皮を被せた状態で、亀頭の下1/3くらいの位置に設定します。
亀頭側の切開線は、亀頭から1~2mm程度の縫い代を残すように設定します。
包皮小体(裏筋)がしっかり残るようにデザインをします。

2.局所麻酔注射

3.デザインに沿って皮膚切開

4.余った包皮を切除

5.電気凝固でしっかりと焼灼止血

6.キズを吸収糸(溶ける糸)で縫合

7.術後出血を防ぐため包帯で圧迫して終了

抗生剤と痛み止めを受け取り帰宅となります。

陰茎根部切除法による手術の流れ

陰茎根部切除法は陰茎の根元で余剰包皮を切除し縫合する方法です。
この方法は根元にキズがおさまるため、陰毛で隠れキズ跡が目立ちません。
真性包茎や陥頓(かんとん)包茎には適応はなく、絞扼(くびれ)のない仮性包茎のみに適応があります。
亀頭下で包皮が余り気味になる、手術後の陰茎浮腫(むくみ)がでやすい、太った人には向かない、再発しやすいなどの問題で手術適応は比較的少ない方法です。

1.切開部にペンで印をつけて皮膚の切除部位を決定

2.局所麻酔注射

3.デザインに沿って皮膚切開

4.余った包皮を切除

5.電気凝固でしっかりと焼灼止血

6.キズを吸収糸(溶ける糸)で縫合

7.術後出血を防ぐため包帯で圧迫して終了

抗生剤と痛み止めを受け取り帰宅となります。

手術のリスク

術後血腫

手術後のリスクに術後血腫があります。
手術中に出血している部位は電気凝固にてしっかり止血しますが、稀に手術後に再出血し術後血腫を生じることがあります。
そのため、手術当日から翌日にかけてはなるべく安静を保つことが重要です。術後血腫が生じた場合は、再度麻酔を行い、血腫を取り除く処置を行うことがあります。
従って、万一の場合にそなえ手術後2~3日程度はスケジュールに余裕のある時期の手術が望ましいと思います。

感染

術後創部感染予防に抗生剤を内服します。

手術後の注意点

抜糸

溶ける糸(吸収糸)で縫合しますので、3週間程度で自然になくなります。原則抜糸の必要はありません。

シャワー・入浴

手術当日からシャワー可能ですが、術後3日間は患部を濡らさないようにしてください。4日目からは患部も洗えます。
術後1週間以降から入浴も可能です。

仕事・運動

デスクワークは手術当日から可能です。
体を使う仕事や運動は1週間控えてください。

飲酒

飲酒は術後3日間控えてください。

性行為・マスターベーション

術後4週間は控えてください。

キズの経過

腫れ(むくみ)

陰茎は体の中で比較的むくみやすい場所なので、ある程度腫れます。
腫れが引くのには、個人差がありますが、主だった腫れは手術後1~2週後で改善します。
亀頭直下切除法では裏筋周囲にわずかな腫れが1~2ヶ月程度残ることがあります。
陰茎根部切除法では根元に腫れが1ヶ月程度残ることがあり、その間包皮が前に押し出され亀頭が露出しきれないことがあります。

手術料金

※下記の金額は全て税込価格となります。

包茎手術 自費診療
亀頭直下切除法 165,000円
お薬代含む
陰茎根部切除法

※初診料(1,000円)、再診料(500円)が別途かかります
※当院では保険診療での包茎治療は行っておりません。

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