GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)とは、小腸から分泌されるホルモンの1つで、誰もが日常で分泌されています。
GLP-1のホルモン分泌量には個人差はあり、痩せている人は分泌量が多く、太っている人には少ないと言われています。すなわち痩せやすい、太りやすい体質もこのGLP-1の分泌量が関係していると言われています。
アメリカ・ヨーロッパ・美容大国韓国などではすでにサクセンダが肥満症の治療薬として承認されています。
当院で提供しているビクトーザはサクセンダと同一成分です。
GLP-1は、すい臓に作用してインスリンの分泌量を調整し血糖を下げる作用を持ちますが、同時に脳に作用して食欲を抑制したり、胃での消化を緩やかにしたりする作用も持っています。
そのため、満腹感が持続し食欲がストップするため、意識しないままに食事の量が減り、自然な形でダイエットすることが可能になります。
また、脂肪細胞に作用する為、脂肪の分解・熱生産を促進する働きもあります。
アメリカ・ヨーロッパ・美容大国韓国などではすでに上記の効果と安全性が認められ、GLP-1が肥満症の治療薬として承認されています。
多くの方々にとってダイエットは永遠の課題ではあるものの、なかなか解決できないものです。今まで色々なダイエットに失敗してきた方、無理しないやり方でダイエットに取り組みたい方、是非一度ご相談ください。
今後、GLP-1は糖尿病治療薬として使用される以上に、メディカルダイエットの治療薬として世界中でさらに使用されるようになるだろうと予想されています。
日本では糖尿病の治療として認められている薬です。
GLP-1ダイエットはアメリカのFDA(食品医薬品局)で安全性が保証され、さらには韓国の食品医薬品安全所で許可、欧州連合(EU)加盟28か国で承認されている肥満治療法です。
インスリンが多く出る事で低血糖になってしまうのではないかとご心配されるかもしれませんが、このGLP-1受容体動作薬の良い所は、食事をして血糖値が上がらなければ作動しない事です。つまりインスリンを過剰に分泌させて低血糖になるというリスクもありません。
他のダイエットとは違う、新しいアプローチのGLP-1ダイエットは、今後メディカルダイエットの治療薬としてスタンダードとなっていくと予想されています。
ただし、日本では肥満治療薬としての承認がまだ認められていないため、自由診療となります。
主な副作用は治療初期の消化器症状です。
GLP-1開始初期は、吐き気やむかつきなどを感じることがあります。(約30%)この症状は、胃での消化を緩やかにするという薬の作用の一つで、投与をしばらく継続すると治まってきます。
その他、注射部位の内出血やかゆみ、下痢、便秘、頭痛などは比較的多い副作用です。
注射の成分によるアレルギー反応が起こった場合は、GLP-1受容体作動薬の使用を中止する必要があります。
重大な副作用として、糖尿病患者に投与した場合、低血糖、膵炎、腸閉塞が報告されています。
GLP-1は単独で低血糖を起こすことは稀ですが、インスリンや経口血糖降下薬との併用により、重症低血糖が起きることが報告されています。
当院で使用するGLP-1受容体作動薬は、1日1回注射で投与する「ビクトーザ」、週1回の「マンジャロ」、1日1回内服する「リベルサス錠」です。
ビクトーザはアメリカ・ヨーロッパ・美容大国韓国などではすでに肥満症の治療薬として承認されているサクセンダと同一成分です。
ご自宅にてご自身でお腹や太ももなどに注射をします。毎回少し位置をずらして注射することをおすすめします。
ダイヤル式になっており、薬液量は随時調整できます。1回の投与量は0.3㎎から始めて、1週ごとに0.3㎎ずつ増やして0.6㎎~0.9㎎を維持量として継続していきます。効果が弱い場合は増量する場合があります。
女性で効果の出やすい一般的な量で0.6㎎/日(ビクトーザ18㎎1本で30日分)
ぽっちゃり女性や男性の一般的な量で0.9㎎/日(ビクトーザ18㎎1本で20日分)
高度肥満で食欲が止まらない人は1.8㎎/日(ビクトーザ18㎎1本で10日分)まで増量することもありますが、ごく少数です。
通常は、3ヶ月~6ヶ月継続し、適正な食事量や体重が維持できれば、一旦治療終了です。
希望があれば、引き続き継続も可能です。
未使用のカートリッジは、冷蔵庫(2∼8℃)で保管し、使用開始後は室温(30℃以下)または冷蔵庫(2∼8℃)で保管をお願いいたします。
週1回2.5mgから開始し、4週間投与したあと、週1回5mgに増量します。効果が不十分な場合は、維持用量の週1回5mgを4週間以上投与したあと、4週間以上の間隔で2.5mgずつ増量可能です。ただし、最大用量は週1回15mgまでです。
自分で投与する場合は、おなかや太ももを消毒用アルコール綿で消毒してから打ちましょう。もし、訓練を受けた別の方に投与してもらう場合は、腕(上腕部)でも問題ありません。
また、皮膚が硬くなってしまうリスクを避けるため、注射部位は毎回少しずつずらすことが推奨されます。
1日1回起床時にコップ1杯の半分の水(120ml)で飲み込みます。
そのあと最低30分(出来れば2時間)は飲食しないでください。
錠剤を割ったり、砕いたり、噛んだりせずにそのまま飲み込んでください。
お茶やコーヒー、服薬ゼリーなどでの服用は控えてください。
湿気と光の影響を受けやすいため服用直前に錠剤シートから取り出してください。
「時間がない」「遠方に住んでいて通えない」という方へ、初診からオンライン診療を行っております。
クリニックに来院する煩わしさが改善し、安心してダイエット治療が受けられます。
1.診療
直接来院、またはラインでの診療になります。web問診のGLPダイエット項目に入力をお願いします。その内容をもとに診察を行います。
2.一般血液検査結果の提出
健康診断などの一般血液検査の結果が必要です。持参するか写真をアップロードしてください。
健康診断結果などない場合には、採血が必要になることもございます。
3.投薬方法のご説明
問題なければ投与方法を説明します。
注射製剤「ビクトーザ」の場合は自己注射のやり方をお伝えします。
4.お会計
直接来院の方はお会計となります。
診察料1,100円+お薬代
オンライン診療の場合はカード決済となります。
診察料1,100円+お薬代
となります。※配送料無料
5.追加配送
診察から半年以内で、同じ薬をご希望の方は追加配送を受け付けております。
本治療に用いる承認医薬品等は、美容目的での使用については医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。
当クリニックのGLP-1受容体作動薬は大手医薬品卸売業者で購入いたしました。
本治療に用いるGLP-1受容体作動薬は2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。美容目的(肥満治療薬)での使用については保険適応外の自由診療となります。
アメリカのFDA、韓国のMFDS、EU27か国のEMAにおいて、肥満症の適応で承認を取得している薬です。
内容 | 価格(税込) |
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ビクトーザ(針28本含む) | 24,200円 |
マンジャロ | 2.5mg7,700円/本 |
5mg12,100円/本 | |
7.5mg16,500円/本 | |
10mg23,100円/本 | |
12.5mg27,500円/本 | |
15mg31,900円/本 | |
マンジャロ 4本セット | 2.5mg6,600円/本 |
5mg11,000円/本 | |
7.5mg15,400円/本 | |
10mg22,000円/本 | |
12.5mg26,400円/本 | |
15mg30,800円/本 |
内容 | 価格(税込) |
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リベルサス錠 3mg(30日分) | 11,000円 |
リベルサス錠 7mg | 22,000円 |
リベルサス錠 14mg(30日分) | 33,000円 |
※注射製剤ビクトーザ錠の投与量・投与期間の目安
女性で効果の出やすい一般的な量で0.6㎎/日(ビクトーザ18㎎1本で30日分)
ぽっちゃり女性や男性の一般的な量で0.9㎎/日(ビクトーザ18㎎1本で20日分)
高度肥満で食欲が止まらない人は1.8㎎/日(ビクトーザ18㎎1本で10日分)まで増量することがありますが、ごく少数です。
継続して行うダイエットなので4か月以上は続けて習慣化できるように意識しましょう。
治療期間は4か月~18か月程度を推奨しています。
長期間続けることを目標にして取り組むことがおすすめです。
「どうしてもたくさん食べるのを我慢できない方、間食が多い方」「自力では意志が弱くダイエットがなかなか続かない方」「運動が嫌いな方、したくてもできない方」などです。
GLP-1を使用したダイエットは体質によっては、治療初期に吐き気や胃のむかつきを感じる方がいらっしゃいます。
ご心配がありましたらご相談下さい。
注射と聞くと痛い、怖いといったイメージがあると思いますが、大変細く短い針を使用しますので痛みに関してはほとんどありません。
内服薬(リベルサス錠7㎎)も用意しております。
上記の「GLP-1ダイエットとは」で記載している通り、GLP-1は人間の身体に存在しているホルモンです。
GLP-1受容体動作薬は人体で作られる消化管ホルモンを応用して作られています。
インスリンが多く出る事で低血糖になってしまうのではないかとご心配されるかもしれませんが、このGLP-1受容体動作薬の良い所は、食事をして血糖値が上がらなければ作動しない事です。つまりインスリンを過剰に分泌させて低血糖になるというリスクもありません。
寝起きに注射できますので、忙しくなる前に注射すると良いです。打ち忘れても、翌日まで効果が持続することも多いので、スキップしてもかまいません。ただし、開封から30日以内に使い切る必要がありますので、毎日の投薬を意識してください。
使用済みのカートリッジはプラスチックゴミとして捨ててください。 使用済みの注射針は医療廃棄物になります。ペットボトル等の容器に入れて保管していただき、捨てる際はお住いの地域によって処理方法が異なりますので、お近くの行政機関にお問い合わせいただくか、当院までお持ちいただければ廃棄いたします。