2種類の粉瘤手術
当院は手術方法として通常の摘出手術とくりぬき法の2種類を行っています。
通常の摘出手術
粉瘤がある部分の皮膚を少しつけて切開し粉瘤の袋を破らないように丁寧に周囲から剥がし摘出する方法です。
くりぬき法
トレパン(特殊なパンチ)で粉瘤に小さな穴を開け、袋の内容物を揉み出し、粉瘤の袋がしぼんだ状態できれいに取り出す方法です。
それぞれの手術法のメリット・デメリット
通常の摘出法
メリット | 取り残しが少ない 大きな粉瘤や癒着が強い粉瘤などあらゆる粉瘤に対応 |
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デメリット | くりぬき法に比べてキズが大きい |
くりぬき法
メリット | キズが小さく目立たない |
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デメリット | 通常の手術に比べ再発の確率が上がる(特に炎症を伴う場合) 巨大なものや癒着が強いものなど対応できない場合がある |