イボ

顔のイボ

脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)


脂漏性角化症は老人性イボとも呼ばれる良性腫瘍です。
顔など紫外線に長い間あたってきた場所に多発します。
レーザー治療のよい適応です。

稗粒腫(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)


目の周りやおでこ、ほほにできる直径1~2mmの粒状の白いブツブツです。
毛穴の奥に肌の老廃物(皮脂や角質)がたまってできます。
レーザーで小さな穴を開け内容物を排出します。

汗管腫(かんかんしゅ)


したまぶたにできるたくさんのポツポツは汗管腫です。
汗を出す汗管由来の良性腫瘍のため放置しても問題はありませんが、美容的な観点から治療が必要な場合があります。
レーザー治療の良い適応です。

老人性脂腺増殖症(ろうじんせいしせんぞうしょくしょう)


中心にくぼみがある皮膚のふくらみ
真皮に皮脂腺が増生・肥大してできたものです。
レーザー治療の良い適応です。

眼瞼黄色腫(がんけんおうしょくしゅ)


上まぶたや下まぶたの内側にできる黄色の腫瘍
まぶたのキズはきれいに治る傾向があります。
レーザーまたは切除手術の良い適応です。

くびのイボ

中年イボ(アクロコルドン・スキンタグ・軟線維腫)


くびやわきに多発する小さなイボで30歳頃からできはじめて増えていきます。
皮膚の老化や紫外線や摩擦の影響といわれています。
液体窒素やレーザー治療の良い適応です。

老人性血管腫(赤いほくろ・ルビースポット)


老人性血管腫は皮膚の毛細血管が増殖してできた血管豊富な腫瘍です。
レーザー治療の良い適応てす。

手足のイボ


手のひら、指、足の裏は日常生活で小さなキズをつくりやすく、いろんなものに触れるためイボができやすい部位です。ヒトパピローマウイルスがうつってイボができ、放置すると大きくなったり、他の場所に広がったりすることもよくあります。
液体窒素のよい適応です。

みずいぼ(伝染性軟属腫)


伝染性軟属腫ウイルスがうつってイボができます。
6歳以降にできにくくなり大人にはほとんどできません。
1時間ほど麻酔テープを貼ってピンセットでとります。

イボの治療

イボの治療は液体窒素療法とレーザー治療と高周波治療があり、イボの種類やできている部位により使い分けています。

液体窒素療法

液体窒素療法

当院では2020年1月より、液体窒素治療を効率よく行うことができるスプレー式凍結ユニット『クライオプロ』を導入しています。これにより従来の綿棒による治療と比べ治療時間、治療期間ともに大幅に短縮できるようになりました。

レーザー治療(CO2レーザー)

当院はレーザーを用いた治療が多いためCO2レーザーを3台導入しております。

3台のCO2レーザー

それぞれのレーザーに特徴がありますが、左の機器はPモードというモードがありより繊細な操作ができます。

高周波治療

高周波治療エルマンのサージトロンは様々な用途がありますが、イボに関してはレーザーを照射しにくい眼のふち(眼瞼縁)のイボの治療に使うことが多いです。

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